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タカ爺のたわごと

日銀総裁の席が決まらないようじゃ。 
年寄りの勘ぐりかもしれないが、意図的に不安定状態にしておるのではないかと思うくらいじゃよ。 後任人事はとっくの昔にできているはずじゃ。 
ドルの暴落を恐れて、何らかの思惑があるのかもしれない。
外には桜が咲いておる。 ドル札がピラピラ舞い降りてくるのはもうすぐかもしれないぞ。
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タカ爺のたわごと


これまでの小説の読者の皆様、有難うございます。
長編が終わり、「タカ爺のたわごと」と題して気づいた事のつぶやきを綴ってみたいと思います。
発表まで今しばらく・・・


お吟より

真実と真相(74)

     訳の解らない寒気のするような、何とも表現できない複雑な心境である。 まるで危機を迎えるかもしれないような嫌な予感。 不倫が発覚したら家庭内騒動が起きると思って身震いしたのか、現場近くだからなのか、自分でも本当の理由は解らなかった。

     結果的に、この不倫は彼女を本当に幸せにしている事にならないかもしれないという、罪悪感にも似た悲観的な感情がわずかに湧き上がってくる。 しかし思い直して島木はあまり深く考えようとはしなかった。 戸惑いを覚えたが、気にしないでこのまま彼女と楽しい時間を過ごす事に満足していたからだった。 身勝手は承知なのだが・・・

     誰でも、日常生活を何事もなく過ごしているようで大なり小なり人生にさざ波が立つものである。 島木はどこまでとぼける気でいるのだろうか。 そこには真実とその真相が渦巻くのである。 真実が暴かれて傷つく人がでてくることは明らかなのだが、人間の愚かさは真相がハッキリするほど単純なものである。




真実と真相(73)

「ずっと、大阪にいたの?」と、島木は聞いてみた。

「知らないのよ」彼女は実際、それ以上の事は知らなかった。
 
「きっと、飲酒運転で事故を起こして迷惑でもかけたんじゃないかしら」と、彼女なりの推測を述べた。

何も知らない彼女は、島木と過ごす時間を楽しんでいるらしく元気に歩いている。 今度、また会える日はいつごろになるかなどと、もう別の話になりかけていた。

     島木は手を振って彼女を見送り、別れたあと電車を降りた。 そして人気のない夜道を足早にカツカツとわずかに音を立てながら歩き自宅へと向かった。  島木は、複雑な心境であった。 ちょっと気になる。 世の中広いようで狭いというが、偶然とはいえどうも事件が絡むなと、思いながら。

     歩きながら一瞬妻が犯人に対して怒って言っていた事が思い起され、急に足を止がとまった。 するとそこは殺人現場ではないが、崖を木が覆い尽くしてその真上にある道が現場に当たるのである。 ひっそりと静まり、周りに人はいないが、街燈に照らされながら島木は見上げてしばらくその場に立ち尽くした。

真実と真相(72)

「この前、久しぶりに母から電話があったわ。 両親は毎日変わりなく過ごしているけど、2~3度会ったことのある従兄弟が事件を起こしたらしいの」と、彼女は話し出した。
彼女は一人で暮らす自由な独身OLだけあって、親元に帰るのは気の向いた時という程度であった。 電話連絡はたまにしていたのだ。

「それは大変だな」と、島木は言った。

「子どもの頃に会っただけだから、今までどうしていたか判らないわ。 御両親は手を焼いていたそうだけど、独立していたらしい。 私の母もそれ以上の事は聞いていないみたい。 でも、やや問題ありの困った息子だというのは前に聞いた事があったらしいわ。 御両親は理解がある方みたいなのに・・・」

「大事件じゃなければ良いけどね」

「そうね。 きっと今顔を見ても判らないだろうなぁ」

「そんなに長く会っていないという事は、離れた所に住んでいるの?」

「本人は、大阪にいたみたい」

「ええっ」ひょっとしてその男・・・ 偶然かもしれないが、最近大阪に縁があるなと島木は思った。
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