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歌とリズム

     スーパーに行くと、景気の良い歌が聞こえる。 ♪さかなさかな、魚を食べると♪この歌が流れてスーパーに活気を付くな、とタカ爺は思った。 音楽は色々あるが、未知の演奏や楽器もある。 ある時突然、タカ爺は客からあずかったまま取りに来ないCDを思いだした。 長い間放りっぱなしだったが捨てる前に聴いてみた。 どこの民族音楽なのか知らないが、どの曲も単純で聴きやすく頭にこびりつく。 それはスーパーで流れる曲のようにスーッと頭に入る。322


     タカ爺の聞いたことのない曲ばかりで、それほど興味も無くなんの楽器かわからなかった。 タカ爺は、それがペロリン国の民族音楽とは夢にも知らなかった。 ペロリン国王の父は国民に愛されていたが、現在の国王は少し違う。 国王の母は、文化芸術を大切にして継承していくことに熱心だった。 彼らには、独特の楽器があり、形は小さいハープのようで盾琴に似た弦楽器である。 ペロリン国では洋楽器が手軽に入らないので、最も一般的な楽器がとなっている。292


     単純な作りだが良い音だ。 彼らは演奏しながら、絶妙な調子に合わせてペロリンと舌を出す。 だから合奏になると見事に呼吸があった。 時々笛の音も入って、思わず聞き惚れるというほどではないが、それなりのリズムにタカ爺は首を振って自然に合いの手をいれたり腰を振ったりした。289


     タカ爺は何曲か聴いていると、なぜか無意識に舌をペロリンと出したくなるのは何故だろうと、不思議に思った。 スーパーを見習って、曲の中から落着きのある柔らかいムード曲に歌詞を付け、テーマ曲にして客を呼び込むことにしよう。 名案じゃ! 28


タカ爺のCM シンクパワーの『歌詞ISM』は音楽の好きな人にお薦めじゃ。 便利で色々な事が楽しめる。 歌詞ISMでワシの店にも人が集まるのじゃ。 

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人生は試練

     占いを聞きに来るのは圧倒的に女性客だが、男性客が現れた。 メガネをかけ、何やら陰湿な感じの男で、誰もが好感を持たなかった。 事実、人の不幸をニタニタしながら聞く嫌味な性格で、話しをすると立ち入った事を聞き出すのが好きであった。 失礼な質問に相手が顔を曇らせても、何も感じないのである。 言葉に表現しようのない気味の悪さは誰でも感じる。 


     男は意中の彼女にしつこく誘った甲斐があり、ようやくデートにこぎつけたが、結婚が成立する所まで発展させたいと期待していた。 実は彼女の方は、随分避けていたが、もはや断りきれない状況で渋々デートに応じただけなのだが、男は隙を見ては詰め寄ろうとしていた。 


     デートの返り、男はタカ爺の前を偶然通りかかったので結婚を占ってもらおうと思った。 タカ爺は「ウーン 手相から判断すると、今現在は無理があるかもしれぬ。 難しい。 しかし、これは占いなのじゃ。 本人次第で状況は変わる事はあるから、良い縁を掴めるようになるはずじゃ」といった。 男は気に入った答えではなかったので、気分を害して、タカ爺にヤツアタリをはじめた。 タカ爺は相手を上手になだめ、応援と励ましの言葉を付け加えた。 


     ところが男は幾分分裂気質で、話しをしているタカ爺の首にいきなり手を回し、絞め殺す勢いで飛びついたのであった。 悔しくて目は血走っていた。 タカ爺は、苦しくて声も出なかった。 のた打ち回るように倒れかかって、無意識に男の髪を引っ張った。 すると、男の眼鏡がすっ飛び、部分カツラがスッポリ取れた。 止めに入ろうとした人達は一瞬何がおきたのかわからなかった。 意識を失いかけてフラフラ立っているタカ爺の手には掴み取ったカツラがしっかりと握り締められていた。 


タカ爺のグチ  占い師の所ではなく  「専門家に聞く恋愛相談」 へ行ってもらいたい。 頼むよ。 ワシの手に負えぬ。

アジアの時代

     昼間であまり客が来ないが、久しぶりに自分の運勢でも占ってみるか。 出た! 「ねこ」 「招く」 「運」 この言葉が出たのだ。 タカ爺は、招き猫の事ではないのか、幸運を招くのかそれとも財産を招くのではないかと思った。 そこへ、向こうの方で何やら血相を変えて若者が5~6人全速力で走っている。17 


     死に物狂いのただならぬ雰囲気の走り方だ。 そのスピードと迫力に皆も驚いて立ちすくして其方を見ていた。 どうやらアジア系と見られる窃盗団の一団のようだ。 物騒な世の中だな、とタカ爺は思った。 これからはアジアの時代になるのは確かだ。 悪い人ばかりじゃないのだが・・・ どうやら防犯ベルが鳴って大混乱の末、追われて逃げているのだと推測できた。 212


     タカ爺は警察のご用になる瞬間でも見られるかと思ったら、一団は車がビュンビュン走る合間を縫って、あっと間に此方側にやってきた。 タカ爺の近くで彼らは、四方八方バラバラに散った。 その一人がパニック状態でタカ爺の所にやってきて、凄い勢いで占いの台にドスンとぶつかってから走り去った。 タカ爺は思わず相撲の戦法ネコ騙しで相手にフェイントをかけさっと突き飛ばしたかったが、慌てて身をかわすのに精一杯であった。 


     何もかも一瞬の出来事だったが、全て過ぎ去ってほっと安心しで立ち戻ると占いの台の上に何か置いてある。 タカ爺はそっと袋の中を覗いてみると、時計や指輪の貴金属類が入っていた。 「これがホントのネコババじゃ。 占いは当たったのだ」タカ爺は高らかに笑った。 「招き猫じゃ」61


 タカ爺のCM   ワシは、アジア系の人間に親近感を持っておる。 アジアの時代を上手く生きるにはスピードラーニング中国語スピードラーニング韓国語をやると良い。 言葉は文化を知る上でも役立つし楽しみながらできるのじゃ。 目的はヨン様の為でも自由じゃ。  中国の発展も楽しみ!


 

イソフラボンの飴

     自然の恵みはあり難い。 タカ爺はビニール手袋をして銀杏を拾っていた。 モチモチした歯ごたえが好きであった。 こういう物がもっと落ちていれば良いのだが・・・何か変わりになるものはないだろうか。 タカ爺の家庭菜園のほかに食べられるのは柿、みかん、柚子がある。 健康で爽やかにしているためには、自然の物をバランス良く食べるのが良い。 仮に同じ人間でも、見た目が良いと得するものである。 タカ爺は健康を気にする割には煙草を吸うので、少し禁煙を試みようと口の中でカランと飴を転がした。 それはタカ爺が作ったイソフラボン配合の飴だ。 大豆を元に銀杏風にしたかったのだが、最終的に潰して甘味を配合して飴にした。218


      いつものように占いの店を広げていると、少年が話しかけた。 「おじいちゃん何食ってるの?」 「飴だよ。 1つあげよう」。 いつもならタカ爺は「あっちへ行け!」と言う所だが、飴をコロンと少年に手渡した。 子供は口に入れてしゃぶっているようだ。14


      そこへ虐待でもしかねないような母親が、子供の手を引っ張った。 「知らない人に、物を貰うんじゃないよ!」と、母親は子供をぶちのめすような勢いである。 子供は驚き、困惑の表情をするとおびえて一瞬縮こまった。 子供の顔を見て母親は、「何ていう目つきで人を見るんだ。 全くこの子は・・・」と怒鳴った。


        タカ爺は、「お母さん、心のバランスを崩すと、女性が陥りやすい病にかかる恐れがある。 目の輝きでわかる。 子供を教育する上では怒らないでおおらかな気持ちで接するのは大切じゃ」とタカ爺は、静かに言った。 身に覚えがあって母親はギョッとした。 タカ爺にしては占わずに当てた。 それもそのはず、過去の経験上ヒステリー症状に向き合うのは慣れている。


タカ爺のCM  持田製薬の「大豆イソフラボン&GABA(紅参配合)」の紹介じゃ。 イソフラボンの効果はそれなりにあるのじゃよ。

媚薬とサプリ

     タカ爺は、こう見えても昔は手当たり次第女を口説いていたものだった。 今でも、殴ったら倒れるような老人の意識は持っていない。 それどころか何処か危険性を秘めた男のつもりだ。 やはり健康で、忙しくしながら現役で働くのが一番良い。 世の中には、仕事が趣味という人もいるかもしれないが、趣味を兼ねた仕事や趣味の延長線上の仕事はあまり大きな収入に結びつかないのが一般的である。 社会のニーズに合うものが収入に結びつきやすい。271


       占いをしていると健康、恋愛の悩み、将来の見通し、仕事の不安を占って貰う人が多い。 タカ爺は、不安を取り除くには衣食住を基本にして、健康、物、お金が鍵を握ると感じている。 その上で専門能力があるともっと進みやすい。 


      タカ爺の専門能力は占いだが、批判を気にせず仕事に精を出すという素晴らしい行動力を伴っている。 行動を伴う事は重要である。 そして人脈も大事であると思った。 残念な事にタカ爺はあまり人脈は無い。 人脈を広げる為、現在媚薬を作り出す事に集中している。 美容効果のあるアロエを原料に新薬を開発したい。 なんといっても女性との人脈を幅広く繋げる事によってビジネス拡大を目指したい。25


      タカ爺の最大の関心事、精力回復に役立つ媚薬。 それがあれば趣味と実益を兼ねた、この占いの仕事は続けられると思うのであった。 「ワシの考える人脈とは、そういう人脈じゃ。 ワッハッハッ。 媚薬が完成したら、脈が上がり過ぎないようにしなければならないな」、タカ爺は期待に胸を躍らせ高らかに笑うのであった。


タカ爺のCM  ワシの媚薬は未完成だがアロエの効果は確かじゃ。 (株)きれいのさとの健康食品「アロエきらり」を紹介しよう。 便秘 にお悩みの方必見じゃ。  

投げやりな解決

     ペロリン国の兵士が軍服とヘルメット姿で行進していた。 軍事演習も行っているが、主力戦は竹槍のレベルで、テント暮らしにも慣れていた。 軍部の結束の為、行進の合間揃って顔を45度傾けた瞬間、先の割れた下をペロリンと全員で出すのだが実に良く揃っている。470 


     舌を出さない限り日本人そっくりで、目が青いとか、鼻が赤いとか、歯が黒いとか、違っていてくれたら良かったのだが。 ペロリン国は島国なので他国との境界線は無い。 島から異様な煙が上がることが度々ある。 しかし、これらの細かい事は、タカ爺の知らない事だがペロリン人は脅威の存在なのだ。 占いに出向く道すがら、タカ爺は夕暮れ時に海に沈む夕陽を眺めていた。 海岸には、打ち寄せられたのか誰かが捨てたのか、カップラーメンの容器や、なべの蓋などのゴミが散らばって落ちていた。 ゴミの中で見る夕陽・・・ 278


     向こうの波打ち際で二人の若者が槍投げの練習をしていた。 危なくないよう、先はゴムになっている。 泳ぐ季節ではなく人がいないので当たる心配は無い。 オリンピック競技みたいで珍しいな、とタカ爺は思った。 力強く槍を投げるフォームが見事だ。 やはりコツがあるのだろう、と感心して見ていた。 そこへ突然、槍がタカ爺めがけて飛んできた。 「うわっー!」腰を抜かしそうになると同時に、そばにあったなべの蓋を盾にして、直接当たるのは免れた。 我に返って顔を上げると、若者二人は瞬く間に走り去ってしまった。222


     タカ爺は槍を持って警察に事情を話した。 警察官は「災難でしたね。 また槍が飛んできたら電話してください」と、言って証拠の槍を受け取った。 あの二人はペロリン人なのではないかとタカ爺は思った。 それにしても警察のお粗末な対応。 しっかり調査するつもりはあるのか・・・


爺のCM  今日は人材サーチ.com の紹介じゃ。 無理難題な仕事解決の為なら「人材の検索ができる」「オファーを出したり、受けることができる」「BtoB」という便利な方法を利用すれば、困難を乗り切れるはずじゃ。 無理な仕事に投げやりにならずに!

隣人

     タカ爺の隣に古びた家に老婆が住んでいる。 「お引越し!」と連発して叫び声を上げて何か振りまわすような元気な人ではなかった。 物音をさせることはなく、窓や扉の隙間から外を伺う程度である。 タカ爺がネコに餌を与えたり、薬草の世話をしている時に偶然目が会うと、老婆は慌てて引っ込む。 何だか様子を伺われているような気がした。116


      老婆はこの数年引き篭もったまま、外に出る様子はないし訪れる人もいないようだ。 家全体に、明るさがなかった。 老婆もタカ爺を、不気味な爺さんだと思っていた。 どうやら二人はお互い良く理解しあっているようだ。 ネコの食欲が以前より落ちている。 最近、ネコが老婆の家の方へ行くが、何か変な物をやっているのではないかと不安にかられた。 49


     タカ爺は心中穏やかではないので、うす暗くなって偵察する事にした。 全身を縫いぐるふうにして、犬の着ぐるみを着ると勢いよいくファスナーをビッとあごまで上げてくるまった。 ちょっとこの柄は牛みたいだな。 しかし、この前は誰にも見つからなかったので大丈夫だろう。 タカ爺は犬に変身すると四つんばいになって、ゆっくり外へ出た。 そこへ、偶然見知らぬ男がやってきた。


     まずい! タカ爺は丸くなって両手を伸ばし地面にこすり付けるようにして顔を隠した。 すると、男が近寄り「お手」と言うので、タカ爺は軽く手首を曲げて手を出した。 「あのぅ・・・保健所の者ですが。 大きな野良犬がいるので、見つけたらすぐに連れていくようにという通報がありました。 首輪がなければ野良犬ですね」。 そういわれて慌てふためき、咄嗟に「ドギーマンじゃ」と言って顔を隠し続けるタカ爺だった。 8


タカ爺CM   参考までにCMの源は A8.netじゃよ。 楽しい物語にしたいものじゃ。 ワシのCMを楽しんでもらえることがA8やっててよかった!と思った瞬間じゃ。


     

天職

     占ってほしいと言っている女は、中年で身綺麗にしているが気は小さいようだ。 国際政治や経済専門の仕事をしているのではないが、情報を重要視していた。 彼女の関心は情報に集中していた。206 


     本人が重要と考える情報は、実に些細な事でむしろくだらなかった。 知ったところでどうと云うことはない身近な人の個人的な事を知りたがっていたのだ。 だから目的の情報を手に入れるためだけでなく、何でも良いから情報を得るために友人に近づいて聞き出すようにした。 その為に、電話をかけたり直接会って話しをする事もいとわなかった。155 


     そして私的情報を手に入れると、収穫に大満足でその意外性に驚き感動していた。 それが楽しくて生きているようであった。 また、その情報をしゃべらずにはいられなかった。 次の情報を仕入れる為に、知っている事を小出しにしないと先へ進めない場合もある。 又、情報の信憑性の確認という意味で、別の人に話すという意味もあった。 たとえ、情報を共有したとしても、互いの信頼に基づく相談事ではなかったので、人に話してしまった事で裏切ったり裏切られたりしても、証拠がないとしてあまり気にしなかった。 そして自分の情報は漏れないよう万全にしていた。


     タカ爺が占うと「あなたは、アンテナを張りめぐらすくらいかなり注意深いようじゃな。 人と比較しないで、自分のやりたいことを中心に行動すると良くなる。 人の気持ちを考慮すると更に幸せになれるじゃろう。 経済的には恵まれているので、今後の心配はない。 是非、有意義に!」と言った。 タカ爺は女客が帰った後、あっ! 仕舞った!大事なアドバイスを忘れたと思った。 「聞きこみ調査などをする、私立探偵などが天職のようです」と。


 タカ爺のCM   ワシの占いは高い的中率だが、 アルバイト探しはOPPOを開いてみると面白い。 この診断結果で確かな手応えにうなずけるのは請け合いじゃ。

同窓会

     もう20年近く同窓会など無かった。 そこへ突然葉書で連絡がまいこんだ。108 出席者はお金と時間のある人間ばかりなのではないか。 この年齢になると占いに乗ってくる人は少ないのでビジネスに結びつく可能性は少ないかもしれない。 しかし、中には未亡人がいれば特別に親しくなっても良い。 昔憧れていた彼女はどうなっているか・・・ 過去を振りかえらないタカ爺だが、出席してみようかと思った。119


     幹事に連絡を取ったら、思いのほか出席者は多いと言う。 幹事が一人で全てをやるのは大変だろうから、会計を引き受けると申し出た。 当然、あわよくば水増し金額で自分の懐にー部入れたいという目論見がある。 2


     いざ、同窓会が始まり、全員で乾杯してから暫くすると小さなグループになって雑談が始まった。 思った通り未亡人がいた。 彼女は人当たりが良くて、生活にやつれた感じはしない。 確かに見覚えのある顔で、当時の印象は薄かった。 嫌に積極的で、皆に愛想を振り撒いている。 あんなに積極的になって随分変わったな、とタカ爺は思った。 飲みながら彼女と話しをしたら、不自然な色気を出して髪を揺らせながらさりげなく腕にしがみ付いてはしゃいでいる。 この歳にしては羨ましいくらいの黒髪だった。 タカ爺は良い気になっていたが、彼女は酔いに任せて思いっきり抱きついたら口付けを迫る勢いだ。52


     タカ爺は未完成ではあるが、自分の作った媚薬が効いたのかと思った。 実は実験するのはこれが始めてだった。 ビールで効果を増したのだろうか。 彼女はタカ爺の耳元でささやいた。「後でお店に来て! 絶対よ。 社長さん」 彼女は風俗店経営者で、単に客を増やしたい一念であった。 155


319タカ爺のCM  髪の悩みがあったら女性のための、桐の葉エキスが配合された「薬用リリィジュセレア」「薬用リリィジュミスト」を紹介しよう。 「トライアルセット」で試すのも良い。 彼女だけでなく誰でも歳と共に髪が薄くなるから・・・http://daikoku.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=UJf7svE6&ai=1148  


色気の誘惑

     「ああっ。 あの女だ」会いたくなかった。12 当然、あの女もあの事を怒っていた。 タカ爺は計画的に事故を起こして、女を追い払ったが見苦しい女だった。 思い返すとひどい事をしたが、仕方がなかった。 女のケバケバシイ服装は今も変わってはいない。 あの時は随分なだめて帰したが、一苦労だった。 それから来ないので安心していた。 


     女は嫌でも通らなければならない道を歩いたのでタカ爺を見て、にらみつけると悔しそうに吸っていた煙草を投げ捨て、思いっきり足で踏み潰した。 何も言わず通りすぎたが、憎みきった顔でにらみつけた瞬間、タカ爺は凍りつく思いがした。 女は常に様々な事柄に対して憎しみの気持ちで一杯だった。 31


     タカ爺は生きていると人間関係、能力、病気と簡単に回避できない事は多いが、楽しく生きるというのは非常に難しいと思った。 それにしても何とかならないのか、あの女。 タカ爺は、どんなに占っても性格は変えられないという無力さを覚えた。 あの女は、生きていても苦しい事ばかりだろうに。 相変わらず誰かと戦っているか、それとも次々と男でもあさっているか。 


     そういうタカ爺もスケベ根性を直す事は出来ない。 実際、事件はタカ爺のスケベ根性とあの女の変な色気に惑わされたのが発端だから。 そのスケベ心が、あのような事態を生んだと反省しきりであった。 こだわりを持たない事が大切じゃ。 時間が解決する事もある。 時間・・・242 タカ爺は老いに対する恐怖心はないわけではないが、これからに望みを託してみよう。 大地に足を踏みしめ、風を受け止めようとしてタカ爺は両手を一杯に広げながら静かにたたずむのだった。


タカ爺のCM   あの女につける薬があるかも知れぬ。 美と健康の調和を保つため持田製薬のピクノジェノールを紹介させてもらう。 きっと役立つと思うぞ。 更なる美の追求にも良し、場合により身も心もボロボロ状態から脱出の糸口になるに決まっておる。 気持ちが上向き、成功に繋がるのを願っておる。 

大地と恵み

     タカ爺はのんびりと釣りをするのが好きであった。 随分釣りもしていないな。 タカ爺は、急に故郷を思い出し懐かしい場所を歩きたくなった。 そしてふらりと故郷へと足を向けた。 人付き合いは煩わしいが、久しぶりの姉との再会であった。 故郷は、森も川もタカ爺の友達で、自由気侭に自然の中で過した事を思い出させる。 15年ほど前の最後に帰った時、童心に戻って近所の少年達と虫を捕まえて遊んだ。 元気の良い小学生ばかりだったが、もう大きくなって東京へ出たかもしれないと思った。


    昔とあまり変わっていないが、家は増えたようだ。 都会からそう遠くないが通勤圏内には入らないので、めまぐるしい変化はない。 やはり故郷は良い。 かつて釣りをした川も昔のままで、太陽の光を受けてキラキラ輝いている。 遥か向こうに二人の青年が柔らかな日差しの中で釣り糸を垂れているのを見た。 タカ爺は散歩を続けると、新しくスナックができているのに気付いた。 


     夜になって、早速そのスナックで一杯飲む事にした。 店に入ると「いらっしゃい」と、声がして感じの良いママが応対してくれた。 席につくとママは「良くいらしてくださったわ」と言ってタカ爺の肩に手を置いた。 若くて綺麗な人だ。 奥からもう一人、小柄な女性がミニスカートで現れ「私達、ここにお店を出したの。 時々いらしていただけると嬉しいわ」と、言うのである。 この人もなかなかの美人だな。 「こんなに美人がお店やっているのだから随分繁盛するだろう」とタカ爺は言った。 


     「まあね。 ウフッ。 このつまみは、さっき私達が釣ってきた魚なのよ」とママが言った。 「昔、私達虫取りをした思い出があるわね。 覚えてる?」と言って、二人はタカ爺の顔を覗き込んだ。 昼間見たあの二人の釣り人は・・・ 


タカ爺のCM   好きな時に故郷に帰れる経済的余裕を持ちたかったら、不動産投資オークションのマザーズオークション不動産投資スタートガイド これも大地の恵み。  中古マンション検索はマザーズボード も参考に見ておくれ。 好きな所に住みたいものじゃな。
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マドンナお吟

Author:マドンナお吟
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